こんにちは、ねっこです!
イラスト上達法私が行った事全て教えます。その2です。
その1はこちらから↓
その1でも書いていたように、絵を上達する最短距離は「頭を使って手を動かし、そして継続し続ける事」しか方法がありません。
この記事では
実践というよりも私がやっていたことを中心に書きました。
少しでも参考になればと思います。
※定期的に更新する予定です。
ド素人お絵かきマンのいう事なんてきかねー!上から目線乙っ!って方はこのページを今すぐ閉じて安全地帯へ逃げてください!
目次
1日15分間だけひたすら線を引きました。
私は鉛筆で描いた下書きのイラストをペンで描いてみるものの全く上手く描けませんでした。
ペンの一発描きとなると手が緊張して鉛筆で描いた線よりふにゃふにゃの線が続いて思い通りの線が描けなくて悩んでいました。
漫画の専門用語を使うとペン入れというものですね。
私は過去にゲーム系の専門学校に通っていた時、授業開始時間の15分間だけ線を引き続けるという事をやっていました。
線を引き続けることで線の運びが断然違ってくるよと担当講師の方が言っていたので半信半疑でしたが、私は思うように線を引きたかったので、卒業してからも1日15分間だけひたすら線を引く事を継続していました。(今はたまにやる程度になっていますが・・)
これを毎日やっていくと「お!なんか線が変わった!!」と、実感したのが分かって嬉しかったですね。
私はこれを実践して楽に線が引けたり、思い通りな線が引けたりとだいぶ線の運びが変わりましたよ。
個人差はあるかもしれませんけど、やってみて良かったなぁと思ったのでやり方を教えます!
用意するもの
1、そこらへんの紙(チラシの文字を塗りつぶしにかかるのもいいですね!)
2、鉛筆(シャーペンはすぐに芯がなくなるので鉛筆が絶対いいです。)
3、15分間の時間を計れる時計やキッチンタイマー(時間が計れればなんでもいいです。)
この3点だけです。
あとは15分間紙に向かっていろんな角度・方向からの縦横斜めの線を引くだけです。
気をつけてほしいのは、
線で紙を全部埋めるように思いっきり書いてください。
はみ出す位の勢いが理想です!
↑このように15分を2、3回やってこのくらいの書きこみになるんですが、白い隙間を埋める位何度も何度も同じ紙で書いていきます。
自分で黒くなったな~と思ったら、また新しい紙で線を書いていくを繰り返していきます。
結構ストレス発散にもなります!
ただ、これをやると地味に腕が疲れます!
めっちゃ疲れます!最後の4、5分くらいになると「あーあーーうわーー腕がーーーぁ!!」ってなります。笑
たった15分だけじゃん!って思った方、今すぐやってみて欲しいぐらい舐めちゃけないやつです。(絵描かない人にもやってみて欲しいな。)
24時間ある内のたったの15分だけひたすら線を引くだけです。睡眠を8時間削ったとしても16時間中の15分だけ線をひたすら引くだけで線が変わるならやってみる価値はあると思います。
このやり方の良い点は、片方でお菓子食べながら、寝そべりながら、テレビ見ながらとにかく無心で手を動かせる点です。
周りからすると心配されそうですが、事情話せば分かってくれますし、ひっそり隠れてやりましょう。(私はひっそり隠れてやる派でした。)
大事なのはひたすら手を動かすことですね。
毎日の積み重ねです!
洋画中心に映画を鑑賞しました。
イラストと全く関係ないじゃん!私は2次元が描きたいんだ!と思った方居ると思います。
私も以前はそう思っていました。笑
しかし、よく考えてみてください!
絵の参考書や美術解剖図を見ていると、モデルの骨格が西洋人(主にアメリカ・カナダ・イギリスニュージーランドなど)の方がものすごく多くないですか?東洋人(主に日本・中国・韓国など)の骨格はあまり見かけないと思います。
なので、私は西洋人の方が多く出演している洋画を見て出演者の顔の骨格、関節の動き、服のしわの入り方、光と影の動き、さらには一時停止して人間の体のフォルム(=形)や目の動きを良く観察していました。
もちろん、頭の中でアタリをつける事も忘れません。
また、洋画を見ていると色んな国籍の方が出演しているので、キャラクターの描き分けの参考にもなります。
顔の表情もよく動くので(リアクションが大きいので分かりやすい)観察のし甲斐がありますよ。
映画観ていたら映画も好きになったので一石二鳥だなとも思いました!
映画が苦手なら自分の周りに居る友人、出会う人の顔を良く見て観察しています。
映画に興味がない、映画観るのも苦痛だという方は、身近な人の顔は見ているはずです。
言い方は悪いですがこれを利用しましょう!
対面して話す時に、顔の筋肉の動き、目の動き、骨格を観察しながらしゃべっちゃいましょう!笑
私は今でもこれを意識して人としゃべってます。
あまりにも凝視しすぎて話を聞いていなかったり、見つめすぎても駄目ですよ!
相手に不信感を持たれたり不快を与えかねないので、上手く観察してみてください。
そんなの出来ない!って方は友人や知り合いに絵のモデルになってくれー!と頼み込むしかないです。笑
デザイン関係のイベントや展示会に行って生原稿を見に行きました。
これは自分を刺激する為ですね。
プロが描いているイラストの線を盗みに行くのもいいですし、すごい!美しい!で感動するのでもいいです。
人それぞれ感性があるので素直な気持ちで鑑賞する心を大事にしてください。
ここでひねくれものである私は、プロのイラストを見て軽く嫉妬します!笑
嫉妬するということは自分が上手く描けないと分かっているから嫉妬するのだと思っています!
もっと言うなら、この嫉妬心はこの人のような絵を描いてみたい!もっと頑張らないと!と思うようになり向上心も上げてくれます。
これはものすごく素晴らしい考えなので、大いにプロの原稿を見て嫉妬しましょう!(自分でいう。笑)
沢山見て感動して、沢山嫉妬しちゃいましょう!
無料の講座に参加して技を盗みに行ってました。
私は過去にゲーム関連の専門学校行ってんのに他の専門学校の無料講座に参加してました。笑
(専門学校を卒業してからも無料講座に参加してましたけどね。)
当時は人見知りすぎて、自主的に通っていた学校の先生に質問出来なかったんですよね・・。
なんで学校行ってんだよ!って話ですが・・質問は出来なかったけど行動は出来たから興味のある講座を受けに行ってました。
行動力はあるのにコミュニケーション力が上手くなかった。汗(今もですがね。)
現役で指導している方の考えや描き方を聞きに行ったり、興味のある講座を見つけてこっそり参加して知識や技術を学んでいました。
最初は行くのも緊張しましたが、行ったら案外大丈夫!笑
無料講座の内容は初心者の絵の描き方を多く学べるので、そのつど初心に帰ることができたので行って良かったなと思います。
講座に参加している人も絵が好きな同士の方もいてなんか嬉しくなったり・・一言も会話せずに帰っていましたけどね。笑
こんなことやっていいのか分かりませんけど、それくらい絵を上達させたかったんですよね。
今はユーチューブでイラスト講座の動画配信してくれる方が沢山出てきているので外へ行かなくとも学べる手段があるので羨ましいです。
モチベーションが下がったら・・。
こんなことをずっとやっているといずれもう描けないーーと嫌になってくる時が来ます。(来ない人は凄すぎます。素直にうらやましいです!)
私がモチベーションが下がったらやっていることは、
無心で落書きをして頭を使う事をやめます!
描いても描いても思いどおりなモノが描けなかったり、手が進まなかったりしたら無心で落書きをしています。
変な落書きだって思いがけないアイデアが出てきたりしますよ!
↑こんなんとか・・常にしり向けてくるのイヤでしょ!笑
↑こんなんとか意味が分かりませんからね!笑
なんなの常に斜め向きの接客って?!なぜメキシカンなの?笑
と、こんなふうにモチベーションが下がったら落書きしています。
楽しくなってまた描き始めることが多いですね。
潔く飯食って寝る!
ファミリーサイズのポテチ食って寝てやるぜ~!でもいいです。
落書きしても描けないっていう時は、頭の中を一度リセットして脳を休ませてあげた方がいいですよ。
描けない時は描けないんですから無理に頭を使う必要はないです!
潔く、
飯食って寝て頭をリセットしましょう!
思い切って絵の世界から離れます!
落書きでも、飯食って寝てもモチベーションが上がらないよー!となったら、思い切って絵の世界から飛び出しちゃいましょう!
100円マック食べに行くのもいいですし、友人や1人旅行に行くのも良いですね。一日中ゲームやりまくるでも良いですね。
絵以外の世界に興味のあるものに目を向けると思いがけないモノが手に入ることもあります。
定期的に頭や手を休めることが継続していくには大事なことの1つでもあるのではないでしょうか。
まとめ
ということで、
①1日15分ひたすら線を描く!
②洋楽中心の映画鑑賞をして人体や顔のパーツを観察する!
③友人や出会う人の顔を良く見て観察する!
④イベントや展示会に行って、モチベーションを上げたり、嫉妬して向上心を上げに行く!
⑤無料講座に参加して技術を学びに行く!
⑥時には無心に落書きをしたり、頭をリフレッシュさせて、違う世界を見渡してみるのも大事!
私の自己満あふれる絵の上達法があなたの役に立てれば幸いです。
一緒に頑張りましょう!
それではまた~!
最後にあなたに伝えたい事があります!
しょうがねーな!読んでやるか!という方は下へ
この下は内容が重複している部分もありますが、最後まで読んでいただければありがたいです。
私が絵を描き始めた当時はユーチューブ動画やネット講座なんてあってもないようなものでした。
私の場合は、近くの私立図書館を利用したり、本屋で立ち読みしたり、無料体験講座へ技を盗みに行ったり、社会人になって稼いだお金で参考書を買ったり、展示会で技を盗みに行ったり・・そういう事しかできなかったし、それしか思いつかなかったんですよね。
でも今は、前よりもっともっとネットが普及してちょっと調べれば簡単に答えが出てきます。
ましてや講座を無料で教えている方々まで沢山出てきています。ユーチューブでも習得できるくらいの技術はたくさん転がってますね。(技術を発信して下さっている方ありがとうございます!)
講座だって1ヶ月無料お試しキャンペーンとか探せば何でもそろっています。
(中には怪しいところもあるようなのでそこは気を付けてくださいね。)
すごい時代になったものです。
私は冒頭で、絵を上達する最短距離は「頭を使って手を動かし、そして継続し続ける事」しか方法がありませんよ。とお伝えしていました。
本当にその通りなんだと思っています。
いっぱい絵を描いて、いっぱい絶望して、いっぱい嫉妬して、いっぱい客観視して、そして自分自身を信じてあげてください。
思い詰めてやっていったら、絵を描く事から逃げたくなる時がいつか訪れます。
まさに過去の私の事です。
私は絵を描く事が苦痛になり1年半位描いていない時期がありました。
でも大丈夫です!
数年間絵から離れたとしても、しっかりとした土台が出来あがっているので数時間描いていれば描き方を思い出してきます。不思議と身体が付いてきてくれます!
人間って不思議なもので、真剣に向き合って努力して得たものは、そう簡単に抜けきれないようです。
絵を描く事が苦痛と感じたらいったん手を休める事も大事なことだと思います。
何度も何度も挫折していいんです!
挫折して一番大事なのは、その中の「気づき」を自分で見つけることですよ。
だから、頭を使って手を動かし、そして継続し続けましょう。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
それではまた~!
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